博文堂書店木更津店 しばた
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ
「ジョン・メイオールとピーター・グリーン/ブルースの世界」
UICY-93404
数多くの一流ミュージシャンを輩出して
「英ブルースの父」と呼ばれるジョン・メイオール。
本作はJOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERSの3RDアルバム。
1967年発表。
このグループとして最初に輩出したギタリスト、
エリック・クラプトン(CREAM結成へ)の後釜に
ピーター・グリーンを迎えて制作。
華やかなテクニックで魅せるクラプトンとは違う、
フレディ・キング等からの影響を伺わせる
情感豊かなフレージングを特徴とした対照的な個性を主張しており、
その魅力は特に④「THE STUMBLE」(フレディ・キングのカヴァー)、
⑪「THE SUPER-NATURAL」(PETER GREENの自作)の
2曲のインストで発揮されています。
グリーンも本作のみで脱退、
FLEETWOOD MACを結成することになります。
前作では本場R&Bの影響も引きずっていましたが、
ここではよりソリッドなブルース・ロックへと音楽性が移行しつつあります。
ジョン・メイオールのヴォーカルはともかくとして、
エインズレー・ダンバー(DR.)、ジョン・マクヴィー(B)と
一流のリズム隊がピーター・グリーンを支えており、
緊張感のある演奏が楽しめます。
とかく、参加メンバーの華やかな履歴から
研究材料として挙げられるBLUESBREAKERSの作品群ですが、
聴き応えのあるアルバム(特に1968年辺りまで)は多く、
まだ未聴のブルース・ロック・ファンには是非おすすめしておきます。
基本です。
4月2日にユニバーサルのSHM-CD紙ジャケが(本作を含め)
大挙再リリースされますので、この機会にどうぞ。


